組合概要

あさひ人材支援センター協同組合　設立趣意書

我が国の経済情勢は、消費増税後の個人消費の低迷、主に原油高を要因とする資材の高騰、海外情勢の不安定予測も重なり、依然として厳しい状況が続いております。また、企業規模の大小を問わず喫緊の課題となっているのが労働力不足であり、少子高齢化社会が現実味を帯びている中、各社とも労働力の確保が大きな課題となっております。

　そこで我々は、組合組織を立ち上げ、副資材の共同購入事業等の経済事業を通じて経営の効率化を図るとともに、企業間の連携により急速に変化を遂げる経済環境に対応していきたいと考えております。

　また、将来的に海外企業との連携を視野に入れ、深刻化する労働力不足に対応すべく高度外国人材の採用に伴う外国人材の職業紹介事業、特定技能外国人支援事業を実施いたします。併せて、わが国で開発され、培われた技能・技術・知識の開発途上国への移転を図り、当該開発途上国の経済発展を担う「人づくり」に寄与する事を目的とし、技能実習を計画的・段階的に修得させる為の外国人技能実習生共同受入事業も行っていきたいと考えております。

以上の主旨により、相互扶助の精神に則り、必要な共同事業を行うことで企業の自主的な経済活動を促進し、経済的地位の向上をはかるべく、下記により本組合の設立を発起したものであります。